破綻した徒然のかまびすしさに微睡みも吹き飛ばされて一月と半分。
 伝えたい事が無いくせに言いたい事だけが有るという、この原野にて俺は再度キーを叩く決意をして。こうしてお膳立てだけを整えながらも、何を見つけようと、何が見つかるのかと、偶然に頼り過ぎる再発は辛いだけかもしれないが。それでも書こうと思う、この思いだけは潰す訳にも行かずに、もう一度だけ、初めて見ようと思う訳です。
 
 さりとて、全てが胡蝶の夢