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久しぶりに薬を飲んでも眠れない夜を過ごしました。いやあ、特に目的もなく徹夜する羽目になると体調も一気に悪化してくれて困りものですう。午後からは頭痛も発症して来て結局一日死んでました。もともと首の方に障害があるために頭痛は起こしやすい体ですけど、それにしても久しぶりの体調悪化っていう状態に、買い置きのアスピリンが切れてしまって。
アスピリンっていうと何やら古い薬のイメージが強いかもしれませんが、最近は鎮痛解熱作用以外にも血液凝固阻害剤としてや川崎病の治療薬としても、そして細胞の活動を押さえる効力から抗がん剤としても注目されている薬品で、思いのほか新しい使い方が考案されている優秀な薬っていうイメージが俺には有ります。とはいっても、頭痛にも複数種類が有り、それに対応出来ない薬品だと何の意味も無いのでアスピリンが万能っていうような前時代的感覚は捨てた方が良いでしょうね。アスピリン自身に血管拡張作用が有ることから、当然ですが偏頭痛に分類される類いの頭痛には効力は疑問が残るでしょうし。非ピリン系の薬品とはいえ、小児には強い薬品ですし、それに高尿酸血症の人には症状を悪化させる可能性も大きいし。
と。
凝り性な俺は、常備薬を買うにも面倒な考え方をしてしまうんです。
だから寝られんのかなあ。
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高校の頃よく聞いていた小山卓治のアスピリンでも聞きながら、今日こそは眠りたいと思うのです。