二度の売り切れを食らっても、まだまだ!としがみついてどうにか入手したのがヤマジカズヒデ様のBandaSonoraです。まあ引きの弱い俺ですから、来たのはイラストじゃなくてルーン文字の方でしたが。
 http://inundow.shop-pro.jp/?pid=11434711
 書かれていたのはXと一言。確かに俺の人生はバッテンですから問題ないですけどさ。
 
 あと平沢進氏の新譜がアマゾンでも予約開始となりましたね。
 

点呼する惑星

点呼する惑星

 
 dipもレコーディングに突入しているそうだし、しばらくは俺の音楽生活は充実するんだと楽しみです。
 
 まあ、そんな話もさておきながら予想外にディケイドが楽しい。そんな日曜の午後です。

 
 
 



追加
 気分が悪くなるので書かなかったのですが、さらに気分が悪くなったので書く事にしました。
 ええ、ウンザリする事が有ったんです、今日は。
 まずは順番を追って書きます。
 えーっと、朝に仕事場に出勤したら何やら大騒ぎになっていたんです。普段は静かなんですよ、俺の職場の周りは。それに今日は日曜日で通勤通学の人も居ないしさ。だから「変だなあ」と思って郵便受けをチェックしに裏に回ったところ、大家さんと警察の人が。聞いたら夜中に誰かが侵入して、鉢植えを切り倒して行ったとの事。
 こういう世の中だからなあ、とウンザリでした。綺麗だった薔薇とか切られてて、酷い事をすると思って見ていました。
 当然、店子の俺のところにも警察の人がやってきました。日曜の朝ですからね、商売やってる俺ぐらいしか他には居なかったし。
 どこに住んでるのか、いつからここで営業しているのか?なんてことを聞かれ、その時は俺もね、半分ぐらい他人事だったというのは否定しませんよ。切られてたの植木だったし、大家さんのだったってこともあるしさ。そりゃ嫌な気分はもうMAXでしたよ。どこのキ○ガイがやったんだ、と。朝から営業妨害も良いところだ、と。そりゃ不愉快でした。
 で。
 注意:この辺りから気持ち悪さが加速していきます。主に俺の。
 バラまかれた植木の片付けをね、俺も手伝った訳ですよ。
 そうしたら、切り口がおかしい。
 昨日の朝まで雨が降ってたんですよ、俺の住んでるところは。だから最初は「酔っぱらいが傘を振り回したか何かかな」と思っていたんですよ。でもね、切り口がバッサリなのよ、これが。どう見ても何かの刃物で切ったんじゃね?っていう切り口。じゃあ何かい?刃物持ったのが夜中に暴れてたのかい?って事になる訳ですよ。ここまで合ってるよね?俺の先走りじゃなかろうよね?
 でも、何かの間違えってこともあろうよ、とね。俺も思った訳です。
 あんまり現実的とは言えないですからね、そういうシチュエーションはさ。最近の人には難しいことなんだろうけど、出来れば少しだけ想像してくださいよ、自分の家(まあ俺の場合だとお店なんだけど)の前で知らん人が夜中に刃物を振り回してたっていう光景を。どう?楽しい?それ。悪いが俺は全く楽しくなかったね。でも、あまりにも非現実的な光景だから、俺も「まあ俺の考え過ぎか」って思ったんです。
 で、俺も仕事を始めた訳です。
 いやね、この時点で外に出しておいた俺のところの小さな看板が盗まれてたのは気がついてました。
 なんか、嫌な気分でしたよ。
 さて、仕事して、仕事のブログなんてのも更新して、ついでにここも更新して。
 そんな事をしてたら大家さんがやって来た訳ですよ。大家さん、俺に聞く訳です「これって、刃物で切ってるよね?」って。何でも大家さんの部屋の所の階段に針金でフックを作ってかけておいたらしいですが、それがバッサリやられてるんだな、これが。大家さんは、おばちゃんなんですけどね、針金とか自分で切った事が無いからワカラン、と。独立してる息子さんとかが時々やって来て色々やってくれるので自分じゃノータッチらしいです。で、近場の俺のところに聞きに来た、と。
 いや、針金なんて素手じゃ切れねえって。無理だって。だから「これは何か刃物なんじゃないですかねえ」と答えましたよ。そうしたら「ちょっと警察に見せて来る」と言って出かけられたんですよ。
 もうね、だんだんと刃物持ったのが暴れてたのが確定してくわけですよ。吐き気がして来たよ、正直。
 さて。
 夕方になったので、看板に明かりを付けようとね、外に出たんです。
 俺はいつも午後5時に外の看板の電気を点けるんですがね、その看板のね、コンセントがバッサリですよ。
 もうね、ムカツクとか頭に来たとか、いや両方とも同じ意味だろう的な部分はこの際どうでも良いんだよ、キモイ!まじキモイです。何このキ○ガイっぷりは? 普通やるか?こういう事をさあ。でも、キモいのはどんどん加速して行きます。
 更に気持ち悪いのは、この後の展開。
 防犯カメラを取り付ける算段をしに出かけていたっていう大家さんが帰って来たので「こういうことをやられた」と見せたんですよ。そうしたら「あなた、恨みとか買ってる?」とね、今度は何だか俺が原因だろう的な展開が開始ですよ。恨み? ええ、そりゃ人間を長い事やってますからね俺も。多少は買うでしょうね。買いたくなくても、相手次第でしょ?そういうの。善かれと思っても大きなお世話な事だって有ろうによ。でもね、夜中に刃物持ったのがやって来て一暴れしていくような恨みは買った覚えは無い。
 大切な事なのでもう一度書きます。
 
 夜中に刃物持ったのが、ひと暴れしていくような類いの恨みを買った覚えは、無いっ!
 
 こうなってくるとさ、俺も考える訳だよ「あれ? じゃあ朝に俺の所に警察が来たのって俺を疑ってたからかえ?」と。ふ、ざ、け、ん、なよ。あのなあ、看板だって安くねえんだよ、むしろ高いんだよっ。何か俺の方がブチ切れそうになって来たので「これはもう、被害届出した方がいいのかも」とね、必死に冷静になろうとしましたよ。俺も人間始めてから長いからな。感情的になっても一円にもならんって打算程度は働くんだよ。まあ、そういう部分以外にもさ、キモイじゃんよ、正直さ。
 でね、俺も警察に出かけた訳ですよ。
 そしたら大家さんもね「上の住居スペースには女の子も住んでるから、ちょっとパトロールのお願いをした方が良いかも」とね、一緒に行こうって事になってね、一緒に行った訳ですよ。交番な、出かけた先は。
 俺個人的には、ここまでの展開は社会人的には、そう大きく間違ってるとは思ってません。
 でも、世の中はいつだって俺の想像を簡単に超えてくなあ。
 
 まあ、警察の人もね、大変な職業ってえのは俺も理解してるつもり。だから、悪し様に書こうとは思わんよ、でもさあ、アカラサマに「刑事事件として被害届を出すのは面倒だろ」っていう言動は如何なもんだよ。
「あなた、もし被害届を正式に出したら、あなたのお店を一日中捜査しますよ? あらゆるところを写真に撮って、指紋も全部とりますよ?」 そうだろね、そういう話なんだからさ。でもさ、その後のさ「そうやって、あなたは、この犯人を捕まえたいんですか?」っていう問いかけはさ、言外に匂わせた「お互いに面倒だろ?」ってが鼻をつくんだよ。
 俺も言い返したよ? 当たり前だっての。やられてんの俺なんだし。
 この修理費、俺が出すんだぜ?言うさ、そりゃ。
「でも、この切り口見てくださいよ、これ刃物で切ってるじゃないですか。刃物を持った人が夜中に人の家で植木やら看板やらを切りまくってたんですよ? ちゃんとするべきじゃないですか?」って言ったさ。ああ、言ってやったよ。
 そしたらまあ、帰って来た返事ってのがさ。
 
「私は、この辺でそんな人を見た事が無いです」
 
 だとさ。見た事無いっていう貴方の経験則が、実存の可能性に及ぼす影響なんて無いだろとか、そういう話じゃなくてだな、俺が飽きれてしまったのは、だよ、要するに「他に物の言いようってのは無いのかよ」ってことだ。でもさ、何か違和感のある会話だよね。俺も、妙な違和感ってのを感じながら会話したんだよ。だからさ、「いや、現にこうやってコンセントを切られてるじゃないですか。大家さんだって植木を切られちゃって、他にも何かやられちゃってるわけで。今は物を切ってるだけかもしれないけど、コレ、人を切り始めたらどうすんですか」って言った訳。そうしたらさあ「この近辺でそういう前例はない」って言う訳だ。
 そこで俺は気がついたんだよな。
 俺、ここで商売始めて三ヶ月でさ、要するに俺が新参ってことだよな。
 んじゃなにか? 俺を疑ってんのか?って。
 まあ、それはもう被害者意識が旺盛過ぎるだろうとは俺も思ったので、あえてもう何も言わなかったけどさ。ふと思い出したのがさ、秋葉で大暴れした加藤君とかさ、桶川のストーキング三昧で殺されちゃった女の子とかさ、そういう人たちの事でね。多分、ああいう一連って何か前触れってのが有ったんじゃないか?本当は、って。でも、こうやって本来取り締まるべき方が腰が重くてさ、被害者のほうが凹んでるっていう心理状態を上手に逆手にとってさ、精神的にぶん殴って黙らせちゃった「すべて無かった事に」なんていう事なかれを貫いた結果としてさ、これ以上隠蔽出来ないことってのが悲惨すぎる事件として浮上してるだけなんじゃね?って。まあ、俺の妄想だって言われりゃあ、そうだろうけど、なんつうかなあ、着地点のない思いだけが残りやがる。
 
 とにかく、修理費は誰が出すんだ?っていう部分がムカツク。
 いや、結局俺が出すのか?っていう部分がムカツクんだよ、はっきり言うとな。
 
 
 なんかもう、今日はガッツリと酒を飲みたいですっ!