基本的に俺は不眠を持ってます。もう長い事抱え込んでいて、それでも頑張ってたんだよ。でも、流石に車の運転中に失神しかけてからは病院に通院して薬を貰って飲んでます。
 あのね、不眠つっても全く眠れんっていうわけじゃないんですよ。つうか、そんなのは死んじゃうから。布団に入ろうが何をしようが、眠るまでに異様に時間がかかるし、眠ってもすぐに起きちゃってもう眠れないし、それでも体だけは眠くて仕方が無いっつう地獄循環を、俺は不眠って言ってるんですよ。まあ、普通の話です。

眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎

眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎

 こういう一族とは関係ないからな。いや、この本は面白かったけどね。ただ不眠持ちが読むとちょっと背筋が寒くなるような気もします。
 それはさておき。
 そんな訳で「脳は起きてるが体が死にそう」状態が長時間続くと、不意打ちに失神するような状態へ。これが危険すぎる訳です。デスクに居るなら多少はマシだけど、車の運転中はマジで死ぬからっ。死んじゃうからっ。ある程度気が張っている状態だと大丈夫だったけど、一年中緊張なんてしてられないし。どうにかして妥協点を見つけないとって思って、仕方ない選択が通院だった訳ですよ。今思えば、もう少し早く通院してれば、あるいはココまで酷くならんかったかもしれんけどさ。もう。
 そんな俺も薬を飲むようになってからは多少はマシな人生になりましたが、だからといって不眠の原因になる「奴ら」は今も元気に生きてやがるので、決して治りはしないんですよ。
 ココ大切。「憂鬱になるのではない、憂鬱にさせられるのだ」ということ。
 つまりね、俺は不眠に「なった」んじゃないんです。不眠に「ならされた」んですよ。だから、そいつ等キ*ガイどもの*チガイっぷり次第で俺の不眠も改善したり悪化したりする訳です。奴らキ*ガイに関する話は以前書いたので割愛。で、悪化すると薬なんてモンじゃ眠れないんです。もっとも「先生!もっと強い薬を!」という考えも有りました以前は。ですが、その行き着く先は中毒と完全崩壊(社会的、物理的双方を含む)なので俺はそのサイクルには興味が無い。そもそもだな、俺が壊れて死ぬ時は、だ。俺は判断力だけは正気のままで周りを全部道連れにして全てをグッチョングチョンにした後で最悪の形で死にたいのです。
 そんな荒み切った俺の生死感はどうでもいいです。
 言いたい事はつまり、俺は強い薬は要らないっつうことです。もうね、デパドルミン(アレとアレを混ぜた造語。薬剤の固有名詞を書くとクソ面倒なので俺が考えた造語。ワカランならワカランほうが普通だが分かる人は一発で解る仕様)が効かなかったらね、諦めて起きてます。それで事故を起こしちまったら仕方ないよ、的な? とはいえ、もう慣れてますので一晩ぐらいの徹夜は何とも思わん。至って普通に暮らしてたりするので、それはそれで良いじゃんって今では思ってます。つか諦めてます。
 で。
 そんな諦めた夜にすることは、ネットとか雑誌読んだりとか、そういう事です。体力が異様に減るのでゲームはやりません。ゲームをやる時はもっと体の状態が良いときです。眠れない時は、もう布団から出ちゃって音楽を聞きながら本とか読んでるぐらいが丁度良い。ネットもね、某所とか、ああいう妙に脳を使う所は行かない。もう少しどうでもいい所が良い。いや、どうでもいいっつう言い草も大概だな。なんていうか、見ていて和む所が良い。俺が好きなのは変な写真を沢山アップしている人のブログとかが好き。
 ということで、ココまで書いてどうにか本題に突入。
 もとより長文を書くのが好きなので、何も考えずに書くとドンドン長くなるぞ俺は。ははは。ソレはさておき、やはり眠れぬ夜に見る物として楽しいのは、トイ*メとか言われるカメラで撮った写真が良いのですよ。伏せ字なのはハッキリ書くと色々と面倒だからです。検索エンジンが騙されて、ココに来ては行けない人まで来てしまうのです。その対応なんてしたくないんです。敢えて言う。あのな、ezw*bの検索でココに来ちゃった人、あの検索エンジンは、はてなのS*O対策に騙され過ぎだから。いいかげん検索エンジンに馬鹿にされてる事に気がつくが良いよ。あの対策がされてるせいでロクでもない情報が上位にランクされすぎて、本来こっそり書いちゃいたい薬品の名称も書けないし、その他もろもろの名称が書けん。クソが。
 まあ、それを差し引いても、俺が今から書こうとしてる事はチックラ面倒な人が絡んでそうなので予防しとくに越した事が無いのです。だから伏せ字。後な、わざわざ変な前振りを入れて長文に仕立ててるのも、わざと。こうやっとくと「うわ長文ウゼ!」ってなって読まない人が大半だから。読まれたくて書いてんじゃないのよ。書きたいから書いてるの。だから「書きたい事を有る程度のレベルで書いてしまっても問題にならないように書くこと」が俺に取っては重要なの。
 よし、字数も随分稼いだな。
 この辺りで相当の人数を淘汰したはずなので先に進むけど、どうもね、このト*カメ、なんか妙な商売が復活してそうなんだよね。とくに最近。
 そもそも俺がこの手のカメラに興味を持ったのはもう10年ぐらい前の話でさ、デジカメが流行し始めた辺り。なんつうか、あの頃、変な風潮が有って「デ*タルには写し取れない物が有る!」とか言う人がいてさ、またそいつの声が大声でさ、ウゼエのなんのっつう。某所で言う所の電柱君みたいなのがさ、本当に良い年した大人が本気になってメディアで言ってたんだよね。すんげえ超高額カメラを首に下げてさ、なんか完全に馬鹿にしてんのデジカメを。笑っちゃうよね。
 そんな中で「うっせえよ、安物にも方法論が有るんだよ」というアンチテーゼ的な方向から切り込んで来たのが、今でも有名なあのカメラ、L*MOを筆頭にした古くてチープなカメラ。コレも伏せ字。そもそも俺が最初にLO*Oを見た時は完全にゴミ扱いでさ、ほかのラシアンなカメラと一緒に数千円で投げ売りだった。いや、確かその当時もロシアンなカメラは結構売られててさ、ラ*カをコピってる物とか馴染みが深かったな。でも例外無く安物で、レンズも珍妙なものばっかりで、だからアイデアあふれる若いけど貧乏な世代が、色々な実験的な事をしはじめて、それがすげえ面白かった!
 で、だ。この*OMOがファッション雑誌に「オサレなアイテム」として取り上げられたんだよな。うろ覚えなんだけど、オリジナルのケースを自作してる子とかがピックアップされて「優しい写真が撮れます」的な煽りも付いて。そして、だ。LOM*は気がついたら一万以上するようなってさ。あれれ?っつってる間にグアングアンと値段が上昇。それなら普通にデジカメ買えるし、なんつってもある程度の一眼も手に入るぞ?的な値段まで上昇。そしたら会社が潰れたとかなんとかで天井知らずになったり色々有った。だいぶ落ち着いたといっても今でも確か4万近い。
 機械そのもは良い出来なんだよ。すげえ素敵な写真が撮れるんですよ。もうね、一目見ただけで「アレで撮ったろ?」って分かるぐらいに強烈な個性を持っていて、それはもう素晴らしいの。機械はな。俺も持ってたし。でもねえ。
 ぶっちゃけスゲエぞ、あの利率は。
 ほぼプラッチックで出来てて、開発費なんて全く無いような状態で(なんつってもL*MOそのものがコシ*のコピーだし)生産国が国旗が真っ赤で人権が(ほぼ)無い例の国家だ。たぶんあれ、原価は****円行ってないと思うぞ。でも、それを4万近い価値にしている「機構」ってのがある訳だよ。まあ、ちょろっと調べりゃ何となく理解出来ると思うんだ。あえて俺が書くようなこっちゃ無いからね、面倒だし、だから俺は書かんけどさ。巧く出来てるぞ?それは。もうね、どんな疑問もねじ伏せる事が出来る反論が完備されてるし、ある部分で管理もされてるしな。もう手が出ねえ。
 とにかく、その流れから妙な流行と変な価格設定が平然と往来した時期ってのがあったんだよ。そういうのを前提に話を進めます。つうか、アレだ! そう! これ全部俺の妄想!ソレが良いや。うん、みんなフィクションだから。だから読む価値無いぞ〜 さっさと散れ〜
 さて。時代は下って昨今だ。
 フィ*ムで起こった事がデジタルで起こらん事は無いわな。そもそもフィ*ムは利便性やら何やらから今じゃ周知のように完全に趣味の人の物になっちまって、フィ*ムの種類によっては現像すらままならないような状態。あの頃に口に泡貯めて大声で「*ィルムにしか撮れないものがっ!」ってわめいていた人たちは今何やってんだろう。*んでれば良いのに。
 そんなこんなで時代はデジタルに突入。当たり前のように新機種が出回って、だ。数年前に異様に盛り上がって以来今も続いているのがデジ樽一眼レフ(誤字なのは推して知るべし)の流行。5年ぐらい前に火がついて、それがドンドン流通して、いまじゃ当たり前に地方の電気屋でも売ってるような状態へ。「およそ素人には必要ないスペックなんじゃねえの?」っていうのを口にした奴が徹底的に馬鹿にされるような風潮も完備して、その流行はガッチリと根付いたわけです。この辺りは某国産車とかと同じだよな。「そのスペックは市道じゃ絶対いらねえよな?つうか、その車のポテンシャルを半分でも出したら高速道路でも逮捕されるよな?」っていう理論は現在の社会においてはマイノリティというより禁句だ。まあ俺も別に、この一連を善悪とかいうショボイ視点で見ようと言う気もないので好きに買えば良いと思うけどさ。ほれ、なんていうかカタログ萌えっていう類いの人って多いし。カタログ通りのものなんて、そう存在しないけど、その辺りを妄想で補完するのって日本人は得意だから。印刷物に耽溺して脳で現実を構成しまくる一連は大好きじゃん。でなきゃこんなに萌え文化が定着するかよ。ここだってアニゲの話題だと狂ったようにカウンタが回るし。数字やら印刷物なんて、ほんと、どうとでも書けるっつうに、どういうわけか、それに現実を見ちゃう傾向が強過ぎる。俺に言わせりゃ車のカタログみてヘラヘラしてるのと、けい*ん!みてヘラヘラしてるのは全く同じだと思うんだ。
 と、毒を吐くのは小休止。俺も似たようなもんだしな。
 そんでもニーズってのが有る訳ですよ。潜在的に「そういうの」に金を払っても平気な人種ってのは人数が限られているし、なにより新機種が出まくるので中古が市場にあふれて来る。どう見ても一年使ってないようなのが半値(ヘタすると半値まで行かないし)で取引されてるのを見ても平然と新機種に満額払える人は、そうそう多くもない。つまりまあ、予定通りの「行き詰まり」が去年あたりから顕著になって来た。もう、以前のようには売れない。その代わりといってはなんだけど「デジタルはハイスペックの一眼が最高!」っていう流れも確立しちゃったとも言えるような状態へ。
 そうなってくると、ね、なんつうかまあ、へそ曲がりも世間には多い訳で、そういうハイスペックに逆行するような事を楽しむ流れってのもある訳ですよ。それがいわゆる「ト*デジ」という括りの物。
 要するに低スペックであるが故にトイカ*と同じような画像が出来上がってしまう、なんというか残念な機械なんだけど、ソレが逆に個性として成立しちゃうぐらいに突き抜けた残念感を持ったデジカメどもを、思いっきり楽しんじゃおうぜっていう流れなんだろうと俺は思ってます。この辺りが前出のLO*Oが流行りだした頃に似ている訳です。超高額のレンズを搭載した最先端一眼こそがカメラの終着駅という流れに対しての「安物にも方法論が有るんだ」という切り口にさ。
 それでもアレが流行したときみたいな「このカメラにしか撮れない空気がある」的な安直な言葉が、そうそう踊らなかったのはデジタルという物の性質にもよるのでしょうね。「フォトショで加工すれば何で撮っても同じやんけ」というファイナルブローが有るしな。そして、実際その通り。つまり楽しむ方向性が違う。
 俺も古くてチープなデジカメなら押し入れに沢山有るからね、そのアイデアには「乗った!」ってなってね、変な写真を撮りまくりですよ。もっとも俺は他にもフ*ルムのトイ*メも好きなので、両方を気分で使ってますけど。この前も友人と行楽に出かけたんだけど、その時に持って行ったのがト*カメを一台っきりっていう惨憺たる有様で、とてもじゃないけど友人に渡せないような写真ばかりが完成しました。しかも持って行ったのが魚眼でさ、歪みまくり。でも魚眼も楽しいんだよ? 時々、本当に時々かっこいいのが撮れるし。

 これは前の日記に書いた某ゲーセンのピンボールです。
 そういや某ゲーセンは引っ越しと同時に色々な物を処分したようで、その中に「お客さんに対する信頼」というものが含まれてたようでした。何やらブログでお客さんを煽りまくって炎上させてたな。多分俺はもう行かない。つうか俺が経営者だったら従業員があんなのを公にしたら泣くぞ。そして速攻で訴訟の手続きに入る。
 まあ、それはどうでも良いとして。ゲーム好きにとっては全く持って良くはない内容では有るけど。
 そのト*デジが「それ専用」カメラっていう形で流通し始めたのが、ここ数年。
 この辺りから何か流れが変わっちまって来たような気も。売られた当時は最先端だったんだろうけど、すでに古くて未熟な気分屋の機械をオモチャとして使うっつうのからは逸脱してますがね、いやまあ、ね、これは仕方ないと思うんだ。確かに古いデジカメはね、古いっていうだけで電池がヘタってるし、とうぜん替えの電池なんて売ってないし、記憶メディアが絶滅種だったりと、あらゆる意味で日常的に使うには酷なものがある。だから専用として流通させてくれるのは嬉しい部分もある。復刻してもらえるなら復刻してもらった方が絶対良い。プレミアが付いたア*な値段払ってオクで落とすなんてまっぴらゴメンだしな。そんな復刻版でも、ぶっちゃけ5000円ぐらいなんだよね。
注意:ここにあった商品へのリンクは削除しました。別にもう話題の旬が過ぎてるので不要。
 これとかさ。俺も買ったよ、これ。限定色の緑です。いいでしょ?

 まあ、鬼のような勢いでエネループの電力を食いまくるところまで復刻するなよ!って思いは有ります。つうか、これはもしかして不良品なんじゃ?って思うが、別にコレ一つだけを持ち歩く訳じゃないから気にしないけど。
 さて。
 この流れが、だ。どうもね、前出のL***と同じような事になりつつ有るようなのですよ。いや、この機種のカメラがっていう訳じゃないんだ。他の機種なんだけどさ。つうか書けないんだけど。書くと特定されすぎちゃうから。まあ全部俺の妄想なんだけど。だから情報的価値なんて全く無いから誰も気にしちゃ駄目だ。とにかく、どうも専用機種を開発して、それに妙なプレミアを付け、そしてボッタクリ金額で流通させようっていう、なんていうか「おなじみ」の「機構」が最近元気になっていて嫌です。どうも某海外の会社とアレしてるようで、それを今、ファッション雑誌とかにチョロチョロと掲載し始めてます。更にアレな情報筋から聞いた話だと、どうも、この以前に「オサレな子はみんなデ*イチを首から下げてます」っていう売り方をしようとしてコケたらしいんだよ。デジ*チって略称も「なんだよ」って感じですが、あんなゴツイの首から下げて服のコーディネイトなんぞ出来る訳ネエだろうにっていうのは気がつかなかったようです。
 でも騙された子は結構居ますね。
 とはいえ、その機械だと彼らの懐が充分に潤わないんだそうで。利率が低いっつうのもあるし、なんつってもLO*Oなんかと同じように流通量の調整で価格を高止まりさせるが困難だし、的な?つうか全部俺の妄想だから信じるなよ?的な。ってことで、なんか嫌な流れが主流になる前に、俺は引っ掻き回されそうな機種を今のうちに仕入れて、俺のオモチャコレクションを充実させようとね、眠れぬ夜は、それはそれで忙しいのです。はい。