私的な事。
 先日友人と新宿をウロウロしたのですが、その時に俺のわがままでディスクユニョンのプログレ館に行ったのです。
http://diskunion.net/shop/ct/shinjuku_progre
 国内でも数少ないっていうかアマゾンさんだと大抵の物がそろうけど、実際にCDを手に取るという行為を堪能する事が出来る場という意味で、数少ないPaatosのCDが売られている場所ですから、俺としては行く訳です、ここに。何のこっちゃいという人には全く意味のない情報では有ります。でも気にしない俺。
 イタリアもののCDを冷やかしたりしたのですが、とくに欲しくなる新譜もなかったので、来たついでにロックの置いてある方にも顔を出したのですが(引きずり回された友人は気の毒としか言いようが無いですが)こちらでPsychicTvが525円で売られてて、思わず買いそうになりました。買わなかった理由は単純で「12インチのアナログで持ってる」から。
 そんな切っ掛けで、っていうか本当にどうでもいい話だな、まあ、そういう事から俺の謎のコレクションを引っ掻き回したら、相当数のThrobbing Gristleが出て来て、改めてPCに読み込んで聴いてます。いいよね、どうかしてて。
 俺は実を言うとPsychicTvの方からポロロッカしたので、Throbbing Gristleは完全に逆流して聴き始めたのですが、この手のミニマル(ミニマムって書いちゃってたよミニマルだよな阿呆だな俺は)な音というのは寝るときのBGMに最適すぎるのですよ。PsychivTvなんてのは、以前ここでも書いたけど誰も興味を示さなかったJames Blackshawなんてのもそうだけど、同じリズムを繰り返しながら変化させて行くスタイルという、サイケデリックな手法から派生したアシッド系のハウスとかで充実したアレですよ、アレ。なんとも催眠術のように脳を痺れさせてくれて実にいいです。まさにデパドルミン要らず。でもThrobbing Gristleはもっとインダストリアルっていうか、非常階段寄りというか、なんだろうなあ、解剖実習のときに大音量で流してもらいたかった感じだよね。
 ついつい、俺の心の中の軟骨がムクムクしちゃって、今日は久しぶりにDS-10を引っ張りだして、もう、なんの色気も思惑も無い純粋なガラクタを作ってみようかと思いました。
 共感は要らない。

KORG DS-10

KORG DS-10

 ところで俺は詳細を知らないのだけど、コレは何だろうね。
KORG DS-10 PLUS

KORG DS-10 PLUS

 もしかしてDS-10の進化したものかね? だとしたら俺、買っちゃうよ?
 ちょっと調べて来る。