iPodタッチの青空文庫リーダーの便利さっぷりが俺の視力を破壊し始めてます。使ってみて便利さを実感。これは、この便利さを知ってる人にはiPadとか売れるんだろうなあって思いました。
 俺は買えませんが。 
 ビバ!物欲!
 iPadが発売された時に「売れない10の理由」とか書いてた人は、あっというまに100万台ほど捌けた現状を、どう思っているんだろう的な話は俺には関係ないですので別の話題。
 
 日経平均が酷い事になってる!とか、これは金ゲームをやってる人は自殺する人も出て来るなあとか、そう言う事からすらも隔離されている俺の日常は、相変わらず適当に過ぎて行きます。
 過ぎて行くのだけれど、それは俺にとって無関係であるが故に、俺に対する影響は小さいと思いきや、延々どこかを回って来てから俺の所で炸裂する事が多々有るため、油断ならん。
 そんな、俺とは関係の薄い筈の事柄が巡って来た話。
 上の階の、恐喝電話っぽいものを怒鳴り続ける人が引っ越しました。この前、ニ○リ(某家具屋)の車が俺の所の前に止まったので「誰か家具でも買ったかな」と思っていたら、その正反対の行為が始まりました。上の階から荷物が運び出され、それがニ○リの車に積まれて行くのですよ。あれれ?家具屋さんって家具の下取りってしてくれるにしても、なんで家財道具一式が?と思っていたら、例の彼が大声で怒鳴りながら車に乗り込んで、何処かへ。
 相変わらず怒鳴ってるなあと思いながら見てました。
 で、俺が帰ろうと思って戸締まりをして、不意に上を見上げたら、妙に静かになってて。
 基本、一日中、電話で怒鳴ってた人だからねえ。声がしないなんて初めてだから「何だろう?」と思ったんだけど、翌日、明るいうちに上を見ると空っぽ。どうも、家具屋さんのアレが引っ越しだったらしい?と思い当たるも、家具屋さんって、引っ越しなんてやってたっけ?
 そんなこんなで先日の話。
 大家さんが植木の世話をしていたので挨拶をした所、「本当に申し訳なかった」と謝罪が入る次第。いや、別に誤ってもらうような事なんて無かったんだけど?と不思議に思っていたら「いやあ、上の階の人の事です」と。
 詳細は面倒なので書きませんけど、例の恐喝っぽい電話は、ほぼ恐喝だったらしく、それも、電話の相手ってのが不動産屋さん、大家さん、引っ越し業者、引っ越しの際に買い物をした家具屋さんと、超広範囲だったのだそうです。最初に疑問に思ったのが不動産屋さんで、やはり、色々なケースを経験されているだけ有って、自分の所に嫌電話が掛かって来た時点で「これは他も巻き込んでるな」と判断したらしく、上記の関係者に連絡をしたらビンゴ。で、関係者が纏まって「貴方とは関わり合いません」宣言をして、金を渡して「どっか好きな所に行け」という場所に着地したんだとか。
 だから家具屋さんが引っ越し業者まがいの事をしてたんだあ、と妙な合点が行きました。
 大家さんの「先生の所には電話が来ませんでしたか? 苦情が行ったと不動産屋さんから聞いていましたから」と気遣われるにあたり、俺もギリギリでセーフだったんだと知りました。
 まあ、セーフというより、俺が巻き込まれる前に他の人の我慢の限界が来たってだけ、って思いますが。如何にせん、面倒な人だったんだなあと実感。それにしても、人間性が卑劣だからという理由で家を追い出された人ってのを始めて見た事の方が、俺にとっては良い経験となりました。
 大家さんも相当カブったそうですが、それより何より、他に大被害が出る前に処理出来た事の方が重要だったと、ため息まじりで言われたのは、これは本格的に酷い目に合ったんだなあと同情するしかありませんでしたよ。そりゃそうだよな、俺が営業している時間一杯、何処かに怒鳴り電話掛けてたんだもの。アレが定期的に自分の家に掛かって来たら、そりゃ、ため息だって出てくるわ。
 で、おととい。
 仕事帰りに、晩飯のオカズを買おうとスーパーに寄った所、スーパーで、お馴染みの怒鳴り声。見ると、元気そうに店員を怒鳴りつけている関西の彼が居ました。
 まだ近所に居るんだな。面倒くせえ。