某所で昨年末から宣伝皆無でリンクも一つという、超孤立でやっている異常に専門的で病的に狭い分野の専門サイトなんですが、何だか知らんうちにカウンタが2000とか回り始めて「ああ、そろそろ一言言っとかないとな」と思い、紹介文を掲載しました。
 しましたが、あくまでもそこは表なので本当に言いたい事はぼんやりとオブラートに包んであって自分でも歯がゆいなあと思っています。っていうか、イラっとする。そこで思いついたのが「俺にはまだ、本音を言い過ぎて色々アレな場所が有ったな。じゃあこっちで本音を書いちまえ」という。つまり、両方知らないとワカランように作れば、両方を知っている「俺だけがオモシロイもの」が完成して俺が楽しいし、言いたい事も全部書けるし実に精神的。
 と言う事で、セクションごとに本音を書きます。あと裏事情な。
 固有名詞は「あれ」とか「それ」とかで書きます。ワカランように書くけど解ってしまった場合は黙っているべき。世の中は秘めてこそ華というものも有ると知るべき。っていうかね、公の場所なんだよ、ここも。だから出来るだけこっちも気を使ってだな、色々と加工しておく必要が有るから全部は書けんっつうの。
 では。
 
§1
 ここで出している数字ですが、推測です。エビデンスはありませんが大きく間違えている訳じゃないと思うんですがね。えっと、アクセスの一部はリンクと数という形で誰でも見る事が出来るように設定してあるので、そこから逆算してもらうと一回につき最大あの数字ぐらいのカウントになるでしょ? そういう数字です。
§2
 まず前半部分ね。
 扱うものは主に金元代から清代まで。それしか扱いません。理由は簡単で、それ以上昔の物はこの時代の物に吸収されて消化されちゃっているので、あえて勉強する必要は無いです。この際ですから言い切っちゃいます。あのね、コレ以前を研究するのは学者さんだけで充分ですってば。熱中している方はご苦労さんですな。しかも、その中の極一部っていうのにも理由があって、ある部分は現在の科学によって根拠が成り立たないことが解っているので、あえて研究する意味が無いのね。眺めるだけで充分です、はい。例えばね、俺がまるまる一冊を翻訳して、それを書籍として売るってのなら全部に手を出しますが目的が違いますから。ですから、手をつける部分は相当選んでます。さらに、これ以後の時代の文献は、全部「あの学派」というものに集約されちゃっているので、ある意味すでに誰もが知ってる筈なんです。っていうか、本屋で普通に手に入るものに詳しく書かれているので別に特別サイトつくってドウコウする意味が無いし。時々(俺には何故そんなもんを作るのか動機が良くわからんのですが)本の丸写しをネットに掲載して○○入門!的なサイトを作ってる人が居ますけど、あれで良いんじゃね?
 更に詳しくぶっちゃけちゃうと、某有名な人が超有名な業界雑誌でね、昔言ってたんですよ「この時代の研究が今一番急がれる」って。もう随分昔なんだけどね。で、俺も気になって調べて来たけど全く、そういうサイトが立ち上がらない。カスリもしないって言うのは異常というより何やってんだよ的。あと、今、俺がやってるシリーズもそう。某有名な大先生がね、講演会とかで二言目に言う訳よ「○幽○なんてさあ、基礎だよ?」って。で、講演が終わった後にね、俺も根性悪いからさ、酒もって行ってガンガン飲ませて「俺に教えてくださいよお」って甘えたらね、出て来ないんだよ。どうもね、読んだ事は有るがじっくり研究した事は無いっていうのが真相らしいのな。概ねそんなんばっかでね、だから俺は「ここで俺が真剣に研究始めたら俺の天下が目の前やんけ」っていう野心と、純粋な好奇心で始めたのが「あれ」でした。余談だけど、そういうどうしようもない背景ってのが存在しているってのは、俺としては明記しておきたかった。こういうクソのような部分を隠したくなかった。
 「有名な」って書いたのは「あれ」です、「あの」本。ほら、9*9のやつ。ここでワカランならサヨナラでいいですよ。「あれ」、ねえ、正直言っちゃうとね、「あれ」を取り巻く環境は最悪。めっちゃくちゃな訳を付けてトンチンカンな解釈してる連中がすんげえ居るのよ。パ無いって。言ってる事が桁外れすぎるのですよ。でね、どういう訳か俺とかが原文を普通に読み下したりすると、その変な解釈してる人ってばスイッチが入っちゃうようで心底面倒ですので、俺は訳や解釈は書きません。つうかね、すげえ簡単文章なので読むだけなら誰でも読める筈なんだよね。後で紹介しようと思ってますけど、全文を写してアップしてくれてるサイトが有るので、そこから引っこ抜いて来てプリントアウトするだけでも充分ですよ。全部プリントアウトしたとしても、総数5枚とかで片付くんじゃね?後でゆっくり、自分で読んでみろって、おもしろいから。
§3-1
 まあ、持ち上げるような事を書いていますが読むに耐えられる場所って少ないですよ? 沢山居るとか書きましたけど、はっきり言って殆ど居ません。多少読める場所もね、調べると「あの」本とか「あの」本からまるまるパクってるだけな場合が9割以上ですから、少しぐらいこの分野に興味がある人なら既に持ってるでしょ、「あの」本とかは。だから、相当な無知しか意味をなさないんじゃないか?と思いますが、何より、この一文でシニカルな意味を推測出来ない人には来ても欲しくないっていう本音ですよ。ほんと、「沢山有る」ところの内容を精査すると笑っちゃうことが多いですよ? 酷いのになると教科書を丸写しで多少言い回しが変わっているだけとか、ね。
 あと、本当に正直なことを言っちゃうとね、聞かれる事が大抵、教科書レベルの話だったりするので、こういうのを質問する人を甘やかすように細かい事を書いたりするとね、サイトの運営が妙な方向に転がるんで。こっちの対応能力を超えるぐらいの教えてメールが来ちゃったり、突然スイッチが入って「知ったかぶってる!」とか言い出したりと、俺の本来の目的以外の部分での作業が増えるので、全力で淘汰する意味も有ります。
§3-2
 さらに面倒なのは、良くわからん解釈を入れて来る場合。これがまた、某有名な所とかが該当するんですがね、ほら、あのメーリングリストで用もないのに勉強会の告知してくる「あそこ」の連中とかね。つうかさ、三年ぐらい前だっけ?某会合での公開質問のときに質問されたらアウアウ言っちゃって答えられなかった癖に何が勉強会だよって話ですよ。笑わせるなって。それはさておき、一般的な解釈法ってのが一切通用しない連中ってのが多いに存在してる上に、やたらとウルセエので下手に解釈とか明記すると面倒なんだよね。だからお断り。
§3-3
 これは俺の周りの有志の人全員が、っていうか俺の周りにはそういう人しか居ませんし除外した結果なんだけどね、流派なんて馬鹿の作るもんだと言ってますし考えてますし実行してます。あれはね、百害あって一利ぐらいあるっていう物。この一利ってのが「完全な自己満足」で「こんなに人が一杯いる流派に属してる俺が凄い」「こんなに有名な先生の手下やってる自分が大好き」等というクソのようなもんで話にならんが蜜の味。だから増えても減る事が無い。あと、こういう流派ってのを変にありがたがる風潮が普通にあるのも問題。こういうのを野放しにしておくと自分で自分の首を絞めますって言ってるんだがね、俺の賛同者の増加傾向は有りません。
 たぶん、日本で20人居ないんだよ。
§3-4
 反目し合ってるのは名古屋の「あれ」と東京の「あれ」とかね。特に中部を牛耳ってる、っていうか今のテッペンが九州の人だから中部って言うのも変なのかもしれないけど、要するに関西方面でブイブイ言ってる「あそこ」は凄いね。学生が授業中に東の「あそこ」っぽい質問をしたら恫喝して教室から追い出したりするからね。もうすこし局地的な事だと、東京の「あそこ」の中でも有名な「彼」と、その取り巻きの「あれ」っぷりは異常だし。自分たち以外は全部敵っていう。実際、この辺りの人間関係には俺も巻き込まれた事が有り心底ウンザリなので関わり合いたくないです。つうか、腹の立つことばっかりだから全部実名で書いちゃいたいぐらいだが俺にも倫理はある。
§3-5
 難しいって言う言葉は言い訳ですよ。行けるって。
§4
 まず何故用語を解説しないかというのは上記の通りで目的以外の作業が爆発的に増加するから。それと、検索すれば出てくるような事を聞かれても答えるのは馬鹿みたいだしさ、それを指摘するとスイッチが入っちゃうでしょ?だから最初から排除しておく方がマシっていう。よく知りもしない人に好かれたり嫌われたりするのは他所でやるから。ここじゃ意味が無いから。だから余談とかも書かない。前にやってたところで「あるある信じて客に勧めてる奴は捏造が発覚した現在どういう責任を取るつもりだろうね」って雑談を書いたら、該当者からスイッチが入ったメールがガンガンやってきて閉口したっていう経験が有るので、たとえどんな関連性があったとしても、そういう雑談は書きません。つか俺に「あんたの表現は暴力だ!」って言う前に、客に嘘をついた責任を取ってこいよ、と言いたい。
§5
 という一連を踏まえてもらうと、俺が「排他的」というより「アレな人」が嫌いなだけというのがお解りいただけると思います。