■ - 眠*ない夜だ*ら

　にゃはんはー。到着でございます。

　本当は昨日配達だったようですが、昨日は所用で出かけてました。というか戸板でもﾁｮﾛりんと書いた嬉しい事があったし、あと店の前の営業妨害が終了したし。笑ったのは営業妨害が終わった途端に一気に予約が入りだしたという、ね。ここじゃ多少大げさに「営業妨害」って書いてましたけど本当に営業妨害でした。
　そんな訳で祝杯代わりにね、昨日は映画を見て来たんですよ。
　前から見たかった96時間って言う映画をね、見に行ったんだけどさ、平仮名四文字のお笑い系映画に変更されてて見る事が出来ず（あえて題名は書くまい）状態でした。公開、終わっちゃってたんだねえ。そこで何もせずに帰るのも寂しいので、かわりにｳﾙｳﾞｧﾘﾝを見て来ました。いやあ、何かもうﾘﾗｯｸｽして楽しめた良い娯楽映画でしたよ。
　まあ、他にも書きたい事はあるんだが割愛。書く価値が無いし。
　とにかく、昨日は本当に面白い良い一日でした。SAN値が低くって。
　それはさておき。
　ﾗﾌﾞがﾌﾟﾗｽ方向にいくDSのｱﾚですが、一応ﾈﾈさんと良い関係になりましてね、そんな感想を。
　まだ一周だし、全部のｲﾍﾞﾝﾄこなしてる訳でもないし、印象は変わって行くのだろうけど現時点ではﾁｮﾛっと残念感を感じています。いや、ｱﾚだよ別にﾈｶﾞﾃｨﾌﾞな事を言いまくろうってんじゃないんだよ。むしろ言いたい事のﾍﾞｸﾄﾙは良い悪いじゃない方向です。主に思い込みの期待と乖離の話。
　ｳﾁのﾈﾈさんは多少奥手だったようで、告白が80日目辺りだったんですがね、最後の10日ぐらいがｽｯｹﾞｰ面白かったんですよ俺としては。何て言うかね、ｷｬﾗの三人が三様に敵情視察っていうかね、そういう行動をとったりして来てさ。何て言うのかね、嫉妬系のｲﾍﾞﾝﾄが出て来始めたんですよ。
　やっと来たな、と。
　こっから三人の女の子との関係が始まるんだな、と。
　前にも書いたけど、俺はこのｹﾞｰﾑは攻略ｻｲﾄとか見てないんだよ。いや、ちょろっと見た事は有るけどさ、攻略ｻｲﾄを参考にして遊んでないのね。選択肢が何を意味するのかってのを知っちゃうとｷﾞｬﾙｹﾞってﾂﾏﾝﾈえしさあ。だからﾊﾞｸﾞ情報を漁った程度なんだよね。これは知っとかないと致命的なので仕方が無い。
　そんな訳で、俺はさあ、三人が色々と絡んだｲﾍﾞﾝﾄとか有るのかなあって思ってたんですよ。折角さ、三人っていう人数に絞ったわけじゃ無いですか、組み合わせの数なんてﾈﾈ-小早川、ﾈﾈ-高嶺、小早川-高嶺の3通りなんだからさ、だったら三人が多少ｷﾞｽってさ、嫉妬してみたり、言い合ってみたりしても良いやんって思ってました。つうか、積極的にｷﾞｬﾙｹﾞへ嫉妬の観念もちこんでｼｽﾃﾑに組み込んでたじゃん、ｺﾅﾐは。ときﾒﾓの爆弾を何発破裂させて来たと思ってんだ。だからさあ、今回も人間関係という方向で三人が色々あんのかなあ、と思ってたんだよね。そうしたら敵情視察とか始まってさ、ちょろっと嫌味を言ってｽﾈたりし始めた訳でさ、俺としては「よっさ！こっからだな！」って本腰入れて身構えた途端ですよ。
　その途端ですよ、告白。
　えーって感じ。なんか嬉しいのに肩すかし感が。
　でもさ、俺は諦めなかったね。
　「これはｱﾚだな、付き合い始めてから他の二人が奪いにくるのか！すげえよｺﾅﾐ！DSでそこまでやんのかよ！ぬぬん！！」ってさ。思ってたんだよ。
　戦慄すら感じたね俺は。
　今までのｷﾞｬﾙｹﾞは告白したらｴﾝﾃﾞｨﾝｸﾞだったってのに、さすが、ときﾒﾓで新境地をﾊﾞｯｻﾊﾞｯｻと切り開いて廃人を大量生産してきたｺﾅﾐだけあるね。まさか、他のｷｬﾗが、だ。主人公が付き合い始めたのを確認してからﾁｮｯｶｲかけて来たり、更なる頻度でﾒｰﾙが送りつけられて来たり、登下校は毎日道ばたで突っ立ってたりとかすんのか！ってさ。まさにｹﾞｰﾑじゃなきゃ有り得そうも無いｼｭﾁｭが炸裂すんのかって。思ってたんだよ、俺は馬鹿だからっ。
　
　けど何だｱﾚ。ただの馬鹿っぷる三昧が始まっただけじゃねえか。
　
　おいおい、ｵｯﾁｬﾝのﾜｸﾜｸをどうしてくれるんだよ。俺はさあ、校舎裏でﾈﾈさんに「返して！私の彼、返してよ…」とかすごむ小早川が見たかったんだよ。あ？解ってねえな。あと、ﾃﾞｰﾄの帰りに遠くの歩道橋からﾎﾞﾝﾔﾘこっちをみてる高嶺の姿とかさ、そういうの待ってたんよ。
　という方向で残念感をね、感じてます。
　ええ、ええ、共感なんぞ要りませんとも。
　
　っていうか、この恋人ﾓｰﾄﾞを半年ぐらい続けたら、そんな展開が始まったりしませんかね？
　
　それにしても、このｹﾞｰﾑは「適度に楽しい高校生活を送り、ふつうに彼女をつくったり振られたりして結局落ち着く所に落ち着いて今は幸せな結婚生活を送ってます」層に刺さるんだろうなあっていうのが解り過ぎです。むしろ、ここから逸脱した生活を送る者には白々しさが棘にしか感じられねえっていう、嫌な現実を叩き付ける可能性が高いんだろうと思いました。っていうか、俺には辛かったな。人に優しくされる事を楽しめる人間ってさ、意外と「選ばれし者」だよ？人の感情は安くないからねえ。
　そんな感じです。