こっからゲーム。
 なんちゃらの丘に入り、ボス戦。
 とりあえず直前でセーブがあったので、様子見で一戦構えて見ました。たしかシークレットはボスMOBを花にぶつけて気絶させるのが条件だったよなあ、ということで取り巻き倒してぇ、MOBを周辺におびき寄せてぇ、と作業をしているうちに全滅。おいおい、これは急にボスが強くなったねえ。
 某所でも同じ事が話題に上ってました。やはり一周目だとシークレットは「取れなかったら、それは、それで」というスタンスが正解みたいですねえ。要約すると「そもそも取得条件は攻略サイトみてないとワカランようなものばっかなので二周する予定なら無視していいだろ、こんなん」という一言は実に的を射ていましたよ。その通りだよね。そういうのは一周してからで良いや。
 第一さ、こんな序盤で狂ったようにレベル上げとかしたくないもんなあ。序盤で「御勤め」なんてしたらゲームに嫌気がさすっつうの。さらに「後半になると、それまでのボスと再戦できるところが有るようだぜ」という伝聞がやってきたので、俺も腹を決める。
 一応狙うけど固執はしない、取れたらラッキーで、とれなきゃ取れないで次ぎに行こうと決定。以後全部それに準拠。
 ということでボス戦2回目。
 ゴリ押しで壁際に引っ付けちゃって、後は運が良ければっていう方向でメンバーの組み直しを計る。とりあえずリカリー(新サイコロ名人)は引っ込んでてもらって、ケロロ先生と犬と俺で組んで、前線を強化してゴリゴリと壁に押し込んで力技で突破しようという目論みで開始。思惑通りに犬が突っ込んで行ってくれて、俺は取り巻き処理を開始。ケロロ先生は適当に技を出しまくりでタゲを攫ってるので、思いのほか巧く回りだして、ボスMOBだけに剥けた所をガリガリと削り始めたらグレート!の表示。
 ラッキー。
 というわけで次に行こうとするが、この時点でオレンジグミが切れるという緊急事態に。しょうがねえなあと一度丘から出て、来た道を引き返して穴蔵まで引く事にする。いや、アレだよ、先に行こうとも思ったんだよ?でもさ、犬と先生がミックスグミを食い始めたんだよ。信じられねえよ、実際。ミックスグミだよ? ドックフード扱いのオレンジが250だけど、ミックスは1000だよ?4倍すんだよ。そんなの好き勝手に食われちゃタマンネエんだよ。
 するすると穴蔵に戻り、ドックフードを補給してもう一度、丘に向かい海を見るイベントに突入。直後に「俺も死んだら僻地にコッソリ埋めてくれ」というウンザリ系のイベントも美味しく頂きました。コマ劇場前を見て来た直後でしたから胸に刺さりましたよ。

 とりあえずテントで一泊してから港に向かうと、こちらは雨。街に入ると高見沢さんがゴタゴタし始めたので俺もウンザリ。配管工さんもウンザリ。高見沢さんを放置して一人、街の奥に逃げると山崎さんの取り巻きがでてきた大暴れ開始という有様。ついでに高見沢さんの前の男も出て来てイベント開始。なんだよこの金髪さんは。捨てた女に未練でもあるんかよ?なんで殴り掛かってくるんだよ迷惑だよ。っていうか、高見沢さんに用があるなら花街で待ってろやあああ。
 と思ってたら高見沢さんが濡れ場を開始。
 それにしてもさ、PS3にもなると良く動くねえ、3Dキャラ。動くのは構わないけど、高見沢さんと金髪のイチャイチャなんて見たくネエなあ、別に。
 なんか「家族でサファリパークに遊びに行ったらライオンが交尾し始めちゃって、それを逃げ場の無い車内で家族と一緒に見ちゃったような嫌な感じ」を払拭する為に、街を徘徊する。お屋敷前でオデンを食ってる千和先生を発見。いやあ、「ちびっこ船乗りだぞ!馬鹿にするな!はうはうはう」的で、違和感がすげええええええ。何だろう、この世界に馴染まないっぷりは。ここまで犯罪だらけの殺伐さ加減満点っぷりが異常だったと言えば異常なんだけどさ。
 宿に戻ると金髪が何か偉そうな事を言ってるイベントが始まる。そもそも金髪さんがウロウロしなきゃ話は収まっていたことを考えると、とてもじゃないけど好意的に受け取るのは無理。さらに金髪さんが別の女を引き連れているのをみて何となく腹が立つことしきり。高見沢さんが微妙な感じで金髪さんによりそうも、金髪さんは「あ?何やってんの?」という空気で対応してるのは笑いました。
 っていうか、居るよな、こういうタイプの人って。自分が余りにも凄いので、自分基準で物を考えるから周囲が振り回されまくるっていう。女にモテすぎて、それゆえに複数の女を引き連れてるのが日常になってるから、取り巻きの女の感情とか一切理解出来ないので、誰にでも優しく接してソツがないので取り巻きは増える一方で角も立たないっていう人。会社とかに一人居ると、確実にその100倍の人間が、そいつに殺意を持つというマイナス感情発生機。でも、基本的に全部の女が味方につくので妬み派の誰も手が出せないっていう不可侵領域に住んでるから、全く問題なく過ごすのな。羨ましい。
 そんな妙にリアルな個性の設定もテイルズの面白さの一つ。
 話の流れからMOBを狩るということになって森の南西に向かうも、街で聞いた合成の材料も欲しいので少し周辺を狩ってみる事にしましたよ。アレが作りたいんだよ、サングラス。なんちゃらとか言うイカ系MOBが落とす墨があると出来るらしいんだよね。ということで海沿いをグルリと周りながら北上すると雪が降り始め、なんかもう、絶対場違いな場所に到達。イカも居ないし帰りたい気分も加速して手ぶらでお帰りが決定。
 途中、街も何も無いので南下し、再度港に戻ろうと思ったが、どうせここまで来たのなら一度戻って帝都とかまで行ってみようかという寄り道を思い立って実行する事にしました。駄目もとで行ってみた砦が通行可能になっていて、ついでに帝都まで南下すると途中に有った冒険王が撤去されています。帝都にまで戻って(街には入れず)周囲を見たら、帝都南西に道を塞ぐように設置してあった冒険王も撤去されていて、帝都の西を探索可能になってました。とりあえず周りを流してみて、アイテムのアイコンが有ったぐらいで他は特記すべき事無しということを確認して港にレッツゴー。
 港で一度ドックフードを仕込んでから、港の南西の金色のウンコみたいなのにエンカウントして戦闘開始。
 角を抱えて街に戻るそうそうに角を放棄するあたりの無駄足っぷりは、正直、ちょっとムカッパでした。で、結局、屋敷に侵入して火をつけちゃおうぜという、鬼平が聞いたら脳卒中を起こしそうな着地点で行動再開って…。
 ゲーム開始から二度目の空き巣に入り、漁るだけアイテムを漁ってから暴れるだけ暴れていると、千和先生と再開。専門用語で言う所の「簀巻き」姿が凛々しくいらっしゃいました。ホレ。このキャラはこんな感じで殺伐しすぎた場面で笑いを取りまくるんだろうか? おいしいなあ。
 一階のド真ん中に据えられた天候マシーンはサイコロ名人にまかせて騎士団と屋敷の人の会話を見ていると、竜に乗った人が破壊活動を開始。なんだ、あれ。すると屋敷の人が逃げ出していくので追い掛ける事になり船に密航する。どこまでも犯罪。というか、昔、エメドラ作った人が密航で捕まったよな。ニュースで普通に流れた「密航で逮捕」というフレーズの違和感の凄さに脳がクラクラしたのを覚えてます。忘れた方が良い方の記憶だと自覚はしています。
 さて、船では山崎さんと再戦。
 山崎さんは相変わらず壊れていらっしゃいました。むかし、帝都で劇団を率いてらっしゃった頃に比べたら、本当に御変わりになられて。といっても、劇団の当時から「体が勝手に!」とかいってシャワー覗きまくってたな。あんま、変わってないのか。肉体の欲望に忠実という面では。
 シークレットはね、無理。
 つか頑張りたくねえ。
 山崎さん、落ち着き無いんだもん。追い込んでも何かミサイルみたいになって飛んでっちゃってさ、今俺が持ってる手持ちの連携じゃ、ちょっと運の要素が大き過ぎな感じ。とりあえず人型相手に、通常三段→双牙掌→烈砕衝破は繋げられるし、多分これで吹き飛ばすんだろうとは思うんだけどね、それに拘ったら多分全滅だな、今のレベルだと。とりあえず2周目に期待ってことで。
 更に変なガキをテイクアウトしてから金髪さんの船に拾われて、一応の目的地であった反対側の港に到着。宿屋に入ると、さっきまで追い掛けてた「お屋敷で殺人パーリィ」を開催していた主催者さんが堂々と屁理屈をぶっ放し、金髪さん、言いなり。
 それにしてもさあ、証言者として高見沢さんってば信用無いのな。あんた、金髪さんの前の女だろうに、もう少し言い分を聞いてもらえよ。実際見て来たし、そういう立場を期待されて野放しにされたんじゃんよお。それなのに、実際に体はって情報掴んで帰って来たら、前の男は「目の前の御偉いさん(ガキとじじいの双方)」にベッタリで高見沢さん完全スルーって。っていうか、あれか? 金髪さんは「別れた女の言う事は全てが戯言なので時間がもったいないから一切耳に入れない」主義?
 う〜ん、俺みたい。結構親近感が。
 高見沢さんは、もうどうでも良いや。
 走行してるうちに、誰がどう見ても盛大に失態を犯してる金髪さんが、急に八つ当たりを開始。配管工さんを責め上げるが、これは俺が見ても「お門違い」だぞお。アンタ、全く手を汚さずに事態を乗り切ろうとして、一番犠牲にしちゃマズイところを生け贄に差し出して、その失態を全部まるっとコッチに転嫁しようとしてんだろ。調子がいいにも程が有るぞ。こちとら犯罪者だけど。
 何にせよ、どんな規模であろうと組織ってところで良い思いをするために必要なスキルとして「完全責任転嫁」と「高密度屁理屈」というのがあるけど、食らった方はタマランものがあるな。っていうかさ、スゲエ言い方が上からなんだけどさ、

 一人街をうろつくと、牢屋で知り合ったオッサンと遭遇。北西に何か有るという情報(という名のパシリ命令)を貰い、とりあえずの目的地が決まる。そこに、別に合流しなくても良いんじゃね?的な高見沢さん合流。ひとまず街の周囲を探索すると冒険王が。んだよ、こんな所で営業してたのかあ。あんまり泊まりたくはないけど。
 北西に進んで廃墟を発見。中を探索してたんだけど、やはりやってきた「ドックフード切れ」。本当に食いまくるな、貴方達。俺も一応プリンとか作って食べさせてるじゃないですか?でも食いまくりますよね、オレンジグミ。何ですか、プリンじゃ足りませんか?満足出来ませんかっ?
 しかたなく探索を中断して街に戻ってドックフードの仕入れをし、宿に泊まる。と、なにやらイベントが。街の人が「どっかでみた若い男がいる」「子供と犬を連れてるな」とか言い出して、ついには宿で就寝中を警察に踏み込まれるという、およそ信じがたいイベントで御座いました。仲間から「お前はもう表を出歩ける顔じゃない」「迷惑だから犬と一緒に外で寝ろ」と弾劾をうけ、ゲロリゲロリ笑った所で本日の営業終了。