AfterLoud到着記念更新。

 なんか恐ろしく久しぶりに「記念更新」という単語を使いました。ISDNが全盛の頃には良く使われてた気がする。単語の賞味期限よりも、こんな単語を今も覚えていた俺の脳の壊れっぷりが心配です。
 単純に舞い上がっているだけですけど。
 舞い上がりついでに6630を起動して写真を撮りました。俺が妙チキリンなデジカメが好きになった切っ掛けが、この全く一般化しなかった携帯のシャメでした。何もしないのに普通にトンネルは出るは色味は枯れるは、それでいて時々異様に鋭いものを撮るわで暴れすぎるブツです。
 それはさておき。
 あれだよ? 特に一曲一曲を取り上げてレヴュー的な物を書いたりはしませんよ? 9/11に書いたあれは聴く前だから出来た事であって、実際に「音」が流通し始めた以上、そっちを聴くべきであって能書きなんてゴミだってば。(追記:当然、俺が書いたものという括りですよ。他の素晴らしい方々が書くものは何時書かれたものでも素晴らしい価値が有り、それは常に尊重すべきだと俺は思ってます、念のため)流通する前と流通した後では、文章の価値が変わるってことぐらい俺だって解ってますって。そもそも、俺が感じた事は俺の物だよ。これは悪いが俺が独り占めにするよ。そういうシステムさね。
 そんな些末な事よりも大切なのは、予約特典とエフェクターセットの図解だ。
 まず予約特典ですが、オフィシャルではタワレコでの予約が云々と書いてあったので「あー、直接レーベルに予約入れちゃったのは勇み足だったか」とガックリ来てたんだけど、UKPも付いてたのね。あんまり隅々まで読んでなかったから知らんかったです。最悪、二枚目をタワレコで買おうかと思ってたよ。俺、結構ダブってdipは買ってるので抵抗は無いんだな、そういうの。でもさあ、「下記店舗、サイトにて未発表音源CD-Rが先着でつきます。」って書いてあって、その下にタワレコの店名が列記してあったらタワレコだけかと思うじゃないのさ。サイトってのがUKPなのかタワレコの通販なのか判断付きかねたしぃ。まあ結果的に入手出来たので一安心でした。
 その特典CD-Rのジャケにも書き込まれてるエフェクター。これは個人的に嬉しい。
 へたくそ極まりないけど自分でもギターは弾くので、アンプとか一通り持ってるんですが、機材が有れば音楽が出来るというのは発想自体が異次元なわけで、あくまで弾く人間が音を出さないと音楽にはならない訳です。言うまでも無く。で、いざ自分で音を出そうとする時、特にコピーをしようとする時に難儀するのがエフェクターだったりします。歪むのは大体分かるんだけどさ、揺らしたり、ディレイかけたりする空間方向のが俺のポンコツな耳ではキツイんです。後ね、変則チューニング。DADGADとかの良く知られてるものでも、聞き分けるのは難しいねえ、俺には無理。
 でも、dipのアルバムには親切にもチューニングが書かれてた事も有ったし、今回みたいにエフェクターを書いてくれたり、なんていうかなあ、マニアックな方向で楽しもうとするときまで至れり尽くせりで素敵過ぎですよ。もう。そういえば、前にあったオフィシャルサイトの掲示板で「よかったらコードを書きますよ」ってヤマジさんが言ってたけど、あの後、どうなったんだろう。次に俺が見たときはサイトごと消えてたからなあ。本当、何故あんなに頻繁にオフィシャルが消えるんだろう。
 あと今回のギターは何を使ったんだろう。
 ずっと昔のオフィシャルには使用ギターが紹介されてたんだけど、今はもう無いですねえ。一応、マイスペースにはブロンコとジャズマスターってあるけど、ジャガーも弾いてましたよね。
 どっかで誰かが書いてた「赤いギターの名前がワカラン」そうですが、アレはフェンダーのブロンコですよ。70年代にフェンダーが学生が買えるラインナップを作ろうってんで販売したシリーズです。俺も持ってます。というか実は俺もdip見て買いました。あははは。いやね、古いもんだから有ったら見てみたい程度に思ってたんですよ、最初は。そうしたら5年ぐらい前に中古のぶっ壊れ品が投げ売りされててさ。大阪の楽器屋さんで。その中に赤のブロンコがあってさ、フレットが逝かれてなきゃ良いかな?電気系は全滅だったとしても弟がストラトのPickupを載せ変えた時に余ったオリジナルを貰ったから、最悪それを積んじゃえ!って思って購入したら、配線敷き直しのみで現役復帰してくださったタフなギターです。
 余談でした。
 何となくですけど、今回はジャズマスター辺りがメインに使われてそうな気がします。
 余談ついでに、ジャガーの話。
 グランジが妙に流行した後、安くジャガーが手に入る機会があって購入したんだけど、コイツがまた厄介さんでした。一応、新古品的な物で、まっさらで手に入れたんだけど、弾いてる最中にチューニングが狂うったら無い。あと、少し力を入れてカッティングするとブリッヂで弦が飛ぶというか、ブリッヂから弦が外れるという。どうやらブリッヂに根本的な設計ミスを抱えているというか、俺のが極端に駄目だったのか知らんけど、どうにも手に負えない暴れん坊でした。困った俺は楽器屋の兄ちゃんと相談したところ、どうも俺のジャガーだけのトラブルではないと判明。
http://www.sonicsystem.co.jp/repair/file1.html
 結構有名な交換だったようです。っていうか、ブリッヂが駄目なギターは本当に扱い難いっ。昔買った某国内のメーカーのブリッヂがゴミの様で、アームを動かすとチューニングが全滅するという豪快使用だったのを思い出した。こちらのサイトさんだとレスポールのような案配でボディにガッツリ固定しちゃうという解決法なのね。商売の邪魔をする気は有りませんが、実はムスタングに積んであるブリッヂをジャガーで使うという方法があって、これも手軽でお勧めです。俺はコレで解決しちゃったし。それでもガタついて使えねえときはブリッヂとボディの隙間をパテで埋めちまえ。
 ですが、まあ、最近のギターはきっと色々解消された物が売られてるんだろうから、こんな情報は意味が無かろう。
 
 

AFTER LOUD

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