注意:
 試写は店員さんに許可を貰ってます。あと、試写をした人間は果てしなく馬鹿で、根性の腐った駄目人間という救いがたい人生を送っています。そのため、何もかもを台無しにしている事をご了解ください。全部シャッターを押した奴が馬鹿なんです。カメラには何の問題も御座いません。
 
 
 店内試写をさせてもらって来ましたよん。昨日。
 先んじてフリッカにはアップしておいたのですが、昨日は色々忙しくって疲れてしまって日記を書く気力が霧散してしまい、今日になって書こうと思っていますが、気力が持つかどうか。
 それにしてもフリッカにアップした写真(近似値)を見て、驚いたのが、特に何処かにリンクした訳でもないのにヴューの数が増えてた事。やはり気になる機種の写り具合は世界共通で気になるのかと納得しましたよ。
 まあ、色々ゴチャゴチャ書いてるのも退屈なだけなので早速感想類等を。
 
 まず予定通りに撮って来たのがGR3ですね。こんな感じ。
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 とりあえずオーソドックスなスナップです。詳細はフリッカ標準搭載のExifを参照。
 機種に付いてた水平が取れる機能を使ったのが下で、無視したのが上になるわけですが、絵としての出来は、そもそもシャッタを押してる人間が馬鹿なので不問としてもらいますけど、やはりキッチリと水平が出せるのは撮る方としては便利で良いなあ。これはCX3にも付いていたような気がしますけど、意識してなかったから、さ。
 色合いとしては、スタンダードで撮っているんだけど蛍光灯の冷たい光が良く出てますね。これは別機種の試写と比べると良く解る。
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 次はマクロでの試写。
 コレは中央でピントを合わせてありますが、思っていた以上に周囲のボケと中央のピントに落差が出ていて、これはこれで面白いですね。あえてマクロを切った状態で写してみたのがコチラ。
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 さすがにボケボケです。ですが俺には、コレが「性能の限界だ!」という意識は有りませんね。ぼかしたい時には意図的に幾らでも暈せるという事ですから、ボケが嫌ならマクロでキッチリ撮れば良いだけで、それを望まないときは自由にボケが作れるという事だと思います。マクロはボタンを押せばすぐに切り替えられるし、この辺りは撮るときの自由度って考える方が俺には自然だなあ。
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 割と手前にピントを合わせてから、どの辺りでボケ始めるのかのテストですね。
 結構、奥の方まで綺麗に写っています。それにしても、結構暗めの店内でフラッシュを炊かない状態での試写にも関わらず、F値が最大には行かないんだなあ。撮っているときは「こりゃ結構限界まで解放してんじゃね?」とか思ってたんだけど、改めて見てみると皆f2.5とかで絞ってんのね。どうせなら絞り優先で解放にしたのも撮ってくりゃ良かった。こういう手落ちがあるから俺は駄目だ。
 んで、1:1画像。
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 接写、中距離、遠景という感じで撮り分けてみましたが、やはり店内試写じゃ限界があるわけで、この辺りは「比較的」っていう感じで。
 で、この接写なんだけど、コッチはマクロは切ってあるんだよね。有る程度まで離れれば、別にマクロをオンにしておかなくても、ココまでは写るってことらしいです。それにしても、三枚とも画面の明るさが微妙に違うのは何だろうね。設定とかは動かした覚えが無いのですよ、この三枚。思い当たる節としては、接写と遠景は左を向いて撮ったんだけど、中距離だけは右を向いて撮ったから、このときの店内の明るさの差が撮れてるのかも知れんです。だとすると、このカメラは相当微妙な差まで拾うね。
 ここまでザックリ見てみましたけど、 手ぶれ防止が入っていない機種なのに、店内という明るさが心もとない条件と、盗難防止のコードが付いている為にカメラのホールドが四苦八苦という条件が重なってもブレが気にならないってのが個人的に感動。この機種は手ぶれ防止は要らんのかも知れんね。手ぶれ防止が付いてないってのが気になってたんですが、試写みて納得しましたよ。無くても困らないわ、コレ。
 では物好きな人(主に俺)の為の白黒試写。
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 若干設定を変えての二枚です。どちらにせよ、カラーが良く取れる機種は白黒でも良く撮れるの法則通りですね。コントラストを上げたりとか、色味を変えたりとかもカメラで出来るらしいですが、そこまでの細かな作業はPCでやった方がいいと思うので、今回はコレだけ。ただ、吐き出された近似値としては、CX3も同様の傾向だったんだけど、多少露出が多めっぽい感じになるようです。これは気になるなら設定で露出を落とせば良いだけの話なので、特に文句とか言うつもりは無いですけど、そう言う傾向なんだっていう話。
 で、CX3との比較ですが、やはり写り方っていう部分ではGR3の方が個人的には好きですね。だけど、CX3の方は画角50mm固定とか出来るので、それは魅力。というか、銀塩で愛用していたレンズがF3.5の50mm(まあ、ぶっちゃけエルマーの寸胴)だったことも有り、個人的に50mmには愛着が有るんですよ。だからCX3のFが解放で3.5だと言う事と、50mmに画角を固定出来るという事を組み合わせると、昔使っていた銀塩と同じ感覚でバシャバシャ出来るので、なんとなく楽しいんです。
 この辺りは完全に個人的な事情ではあります。
 で、GR3ですけど、CCDってことで「わりかしピーキーな感じかも」と思っていましたが、特に思っていたような事も無く(あくまで試写の話ですけど)妙なノイズが乗りまくる訳でもなく、手ぶれが出て困る訳でもないという、実に「ポッケに突っ込んで持ち歩いて気が向いたら撮る、というか、気が向こうが向かなかろうが魂がGOと叫んだらシャッターは押しまくる無制限に」という駄目人間基準では欲しいカメラ第一候補です。
 
 ということで、他にも試写って来たので紹介。
 みんな大好き変態機種(もちろん良い意味で)であるGXRですが、こんな案配で撮れました。
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 いくらなんでも、棚の一番下の段の端っこにホコリ積もらせて展示しなくても良いじゃないか、的な場所に有った為、試写も無理して撮っています。コードが5センチぐらいしか無いから棚から出せねえ。ということで、あおりばっかになっていますが、基本的にシャッター押してる人間も最下層ですから問題ないですね。
 触った感触としては「重いしデカイ」でした。あと薄い。なんか重金属がみっちり詰まった感じが有って、それが高級感なんだろうけど、ポッケに入れといたらズボンが脱げるな、コレ。そんな感じです。
 接写もしたのですが、こんな案配。
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 ホコリの積もりっぷりが堪能出来ます。もう少し綺麗に展示してあげましょうよ。良い機種なんだからさあ。
 設定とか特にいじってないので、おそらくはそのせいだと思うんですが、この機種は接写が苦手なのかもしれませんね。いや、それ以前に俺が駄目なんだろうなあ。とにかく、知識皆無の状態で勢いだけでの試写となりましたので、ほぼワカラン状態で撮った近似値です。このカメラは多分、使いこなせるようになると凄いんだろうけど、敷居が高いなあ、俺には。あと、背面の液晶、GR3より小さいんじゃなかろうか?って思いましたが、スペック的には同じじゃん。という事は、やはりカメラ自体のデカさが印象を変えてるんですね。別に見づらいとかは無かったですが、GR3をいじった後だったし、なんか妙な感覚でした。
 で、白黒でも。
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 これは緑色に振ってあります。コレを撮ってる辺りで俺が飽きて来てますので、妙な事を始めてる訳で、とくに機種として「こういう傾向」が有るとかではないです。俺が駄目なんです。
 
 で、ついでにPENも試写したので、そいつも。
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P1010002
 特に無し。良く出来たカメラですよ。でも良く出来たカメラが吐き出す近似値は、駄目人間の俺には関係ない世界。
 
 
 つうことで、試写でしたが、試写した感想としてはGR3もCX3も利点と弱点があって、どちらにしても魅力も満載という機種だという事が解りました。どっちも欲しいですね。金がないから買えないけど。でも唐突に「hehehe 衝動買いしちまったぜ!」とか言って見せびらかす事が有るならば、多分GR3を買ってるでしょう。俺、衝動買いは高い方を買う傾向が有るんで。
 後、何となく思うんですけどさ、来年辺りにGR4が絶対出る訳じゃないですか? その時にはさ、撮影素子が裏面照射CMOSになってて「あれれ?コレってCXシリーズだっけ?」みたいな感じになってそうな気がしません? いや、良く解らんですよ、どういう方向で開発してるのか。でも、そんな気がするなあ。それと、GR4とか作る時に「カメラでRAW現像出来るように」とかしちゃうのかなあ。そういうのは要らない気がするんだけど、ニーズは有りそうです。なんとなく。で、それを考えると、シンプルなGR3って、もしかすると買いなのかもしれん。そんな気がする日曜日。
 あとプリキュアがエロい。